将来に対するお金の不安から、株式投資に興味を抱く人は多いのではないでしょうか。
近年、歴史的円安やインフレによる物価上昇の影響により、現金の資産価値は日々目減りしています。
資産価値を守るための有効な手段の1つが株式投資です。株式は一般的にインフレに強い資産であり、経済成長が続く限り価値が上昇する傾向にあります。
しかもNISAを利用することで利益に対する約20%の税金が非課税となり、効率よく資産を守り、そして増やすことが可能となります。
私自身、2年前から教育資金に対する不安からつみたてNISAを開始し、現在も新NISAで積み立てを継続中です。今のところインフレに負けず、着実に資産が増加しています。
この記事では、私の2022年7月〜2024年9月の約2年間の積立投資の実績について紹介します。長期投資を前提とした積立投資なので、あくまでも通過地点のデータに過ぎませんが、これから始める方の参考になれば幸いです。
30代夫婦 0歳と2歳の子供あり。2022年からNISAを利用し投資を始めました。夫婦で投資しています。
NISAのつみたて投資枠をはじめたきっかけ
第一子が生まれた2022年は、ちょうどインフレの影響が出始めた年です。
食料品やガソリン代などが値上がりし、一般市民の私でさえインフレを実感していました。
学費はインフレしやすいことを知っていたので、安心して子どもに教育を受けさせることができるか不安でした。
そのような中、行き着いたのがNISAを利用した積立投資です。
当時、株式投資をよく分かっておらず、ギャンブルのようなものだと思っていました。
理解が深まったきっかけは、投資本のベストセラー『ほったらかし投資術』との出会ったことです。
この本では「長期」「分散」「低コスト」の3つのポイントが重要であり、さらにNISAのような税制優遇を最大限に利用すべきであるということを解説しています。
これをもとに、2022年にはつみたてNISA口座、2024年には新NISA(つみたて投資枠)を開設。
世界中に分散投資が可能で、しかも手数料が最も安い「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」で積立投資を始めました。
NISA成績
2024年9月時点でのつみたてNISAと新NISA(つみたて投資枠)の含み益の合計は37万円でした。
2022年、2023年は年間40万円ずつ、2024年は新NISAで120万円、合計200万円分を購入し、現時点での評価額は237万円となっています。
この期間、円安株高の影響で好調な相場が続き、2024年7月11日には含み益が最高で63万円に達しました。ほぼ外貨建て資産である「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」にとって、円安株高は言わば2重で追い風が吹いている状態。ほぼ毎日評価額が上昇していたため、証券口座の評価額を眺めるのが楽しみで、毎日アクセスしていたことを覚えています。
一方で2024年8月5日、株価の暴落が起きたときは、一瞬で含み益が44万円吹き飛びました。このときは、積立額を減らしたほうがよかったのだろうかと仕事中も悶々としていました。
株式は日々値動きが大きく、時には暴落も避けられません。頭では理解していても、実際に大きな下落を経験すると不安を感じるものです。結果的に私は売却せず、そのまま保有し続けることができました。
これが可能だったのは、「長期」「分散」「低コスト」という基本方針を守れば、長期的に資産は成長するという確信があったからです。
これから新NISAを利用して積立投資を始める方には、ぜひ自分の投資方針や信念を持つことをお勧めします。
まとめ
2年間で200万円を投じ、現在の含み益はプラス37万円でした。私の場合「長期」「分散」「低コスト」を肝に銘じ今後もNISAを利用した投資を続けます。
将来にわたって資産価値を守るには、NISAを利用した投資が有効です。ぜひ自分の投資の軸を守って投資を成功させましょう。
ちなみに、これからNISA口座を開設するなら、利便性が高く取扱商品のラインナップが豊富、手数料も安いネット証券一択です。
『つみたてNISAのおすすめ証券口座ランキングTOP3【2024年最新版】』
SBI証券は、証券会社で最初に国内株式売買手数料無料を打ち出すなど、画期的な施策を常に先行して打ち出しています。これに楽天証券が追随し、マネックス証券は追随できずやや出遅れ気味です。
証券口座とは、文字通り長い付き合いとなります。いつも1番最初にユーザーに利益を還元してくれるSBI証券はパートナーとして最適です。
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ぜひ、NISAで資産を守り未来の安心を手にしましょう。
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